少し湿っぽいが昨日ほどではない。
今日はぐるりん棒で蕎麦を叩く。
ぐるりん棒のコツはフライフィッシングのキャスティングみたいなものでダブルホールのロッドにラインの重さを感じるといったところ。(わかる人しかわからなくてごめんなさい)
篩で大き目のゴミは取り除き唐箕をかける。
右の黒い実が蕎麦の一番実です。左は軽い実が出てきます。貴重なダイアモンドです。
「今年は出来が悪いね~」と昭和27年から60年近くずっと蕎麦を選別している唐箕がいいます。
「こんなに収穫量が少ないのははじめてだっぺ」と。
地元の農家さんが言います「来年農家」って言葉があるんだよ。
「来年こそは」っていうそうです。見切りの速さと前向きな姿勢はここにあるのかもしれません。
お陰さまで今年の蕎麦畑での作業も無事に終了となります。地主さん、Sさん、その他地元の方々の協力で何とか収穫できました。「ありがとうございました」
今年は今年の蕎麦の味がします。私個人でもここまで雨が少なく実入りが悪いのは初めてです。
流山に帰って掃除を終えたら今月末あたりに打ちます。よろしくお願いいたします。
どんな味になったのかな?